先月末に、お店に行ってスマホの機種変更をしました。60代のおばちゃんです。
でもまだ新しいスマホに慣れずに悪戦苦闘中。デジタル系は弱くて、息子や娘によくバカにされています。当方、リッパに情報弱者、いわゆる「情弱」です。
▶︎「高性能」も、使いこなせない◀︎
今年に入ってスマホが不調でイライラしていたところに、「機種変更するなら今がお得」的なご案内ハガキが来たので、来店予約をし、1人で行きました（年寄りはデジタル系に弱いので、「話のわかるやつと一緒案内ハ）。お店に行く前に、あらかじめ商品情報はチェックして、今回購入予定の候補は2つくらいに絞っていました。だのに、窓口担当者は、もっと高額の「オススメ商品」推し。それは機種代13万円超です。写真が良いとか、容量が大きいとか、売り込んできます。
（「ネットで決めちゃえば良かったかな？」と一瞬、思いましたが、やはり、実際に見て触れて持ってみないと分からない。実機に触ると、何かしらの感覚が呼び起こされます）
「高性能のスマホなんて、おばさんは使いこなせません」「もっと安いのがいいです」と正直に伝えて、ようやく別種のサンプルが登場。7万円の商品です。
予定では5万円台の商品だったのですが、新しいおすすめ品は軽量だったし、立ち上げたおきの画面がシンプルだったので、決めました。
▶︎カタカナは、忘却の彼方へ◀︎
スマホ、タブレット、pcいずれも、使いこなすにはカタカナ表記のデジタル用語をマスターする必要がありますよね。タップにフリックに、ピンチアウトだのって、「触れる」「触れて指を払う」「日本の指を開いたり閉じたりで、拡大縮小」でええやんか。カタカナのデジタル・ギョーカイ用語を使うと「カッコイイ」とか「グローバル」なんか？
もともと表意文字の日本語が得意（笑）なアナログおばさんにとって、このデジタル世界の言語は覚えきれません。ただでさえ、記憶力が衰え、老人力がついているので、覚えるより忘れる力が勝っております。新しい単語の羅列は、自分がかつて習ったはずなのにほとんど覚えていない第二外国語にも等しく、今さら聞いても、ただ右から左に抜けていきます。脳内の引き出しに、とどめられません。“ちょっと、振り向いて見ただけの、異邦人〜♪“とかって気分になるのでございます。
使用方法を説明するときも、カタカナじゃない日本語でやって欲しいなあ。
▶︎アプリアプリで、あっぷっぷ◀︎
Androidのスマホは、いっぱいアプリが入っています。どんな時に使うのか、どう使えば便利なのか、よくわからない「宝の持ち腐れ」的なものも結構あって、正直「要らん」と思うのだけど、どうやら削除するのはよろしくないものもあるのですよね？
たまに「プリインストールされているアプリを削除すると、機能に影響する可能性があります」なんて警告？助言？表示出されると、ビビります。でも、本当に、要らないもの（使いこなせない）ものが、いっぱいあります。アプリ一覧なんて見ると、ほんとにクラクラします。
「こんなに要らないから、もっと安くして」とか思うのは、私だけでありましょうか。
「お好きなアプリを選んで、インストールしましょう」とかってシステムだといいのになあ。それじゃ、お金が取れないのかしら。
厚塗りゴテゴテ美女スマホより、薄化粧な美女スマホにしてもらえませんかねー。
▶︎「高」より「低」を目指す必要も？◀︎
映像が綺麗、写真が綺麗なのには驚きます。カメラとしての性能が上がっているから、スマホ一丁でプロ並みの撮影ができそう。今どきのスマホって、電話器というより映像の受像体（通信体）なのかなと思います。
でもね、メーカーさんに言いたい。今どきの写真は、鮮明で綺麗な画像にして、大事に保管しておく保存性の高いものだけに、価値があるわけじゃない。むしろ「みんなに気軽にお披露目して、共通して楽しめるもの」に変わりつつあるように感じます。
今回、機種変更したスマホは、写真がかなり綺麗に撮れます。で、ブログ用に使おうと思ったのに重くて、写真がアップできません。メール添付ファイルにしたら軽い画像に変わるかなと思ってやっってみましたが、うまくいかないのです。
なんでダウンサイジング機能がないんでしょっ。
スマホの機能が上昇志向（高性能、高画質、高解像度、重い画像）だからだ、とか思いました。もうそういうの、流行らないんじゃね？
調べたところ、写真リサイズできるアプリがあるようです。でも、こんなにアプリがいっぱい入ってるのに（使いこなせぬまま、除外もできず）、なぜ、さらにアプリを増やさないといけないのか？
今んとこ、このリサイズ用のアプリはダウンロードしないことに決めました。
無駄なアプリは捨てさせてくれ！ もとより、入れないでくれ！ ほんとに欲しいアプリだけ入れさせろ！ と、ひとりごちてしまった、おばちゃんです。
