▶︎ドラマや映画三昧な日々で見つけた、逸品◀︎
最初に出会ったモノを「おや?」と思うヒヨコのごとく、最初に利用し始めたある動画配信サービスを愛用中(他の動画配信サービスも無料トライアルで使ってみたが、使いづらかった)。「見たことな〜い」あるいは「も一度見た〜い」映画やドラマを見ています。
目的は・・ワーカホリックだった時期の、失われた遊び時間を取り戻すため。いや、たぶん、今やらなくちゃいけないことからの逃避。アタマの逃避行です。
家族が不在の昼間、あるいは寝静まった時間帯を中心に、ミステリ系のドラマや映画を視聴中です。下書きのストックがいっぱいあって(笑笑)、便利なような、不便なような。未完成、更新今日苦(こうしんきょく)であります。
▶︎アメリカの契約社会って、こーゆーことか◀︎
最初、このドラマのタイトルが「高級車リンカーン」を示すものとは思わずに、アメリカ大統領に関連したドラマなのかなと思っておりました。
そしてこのドラマが始まって早々は「なんだ、悪徳弁護士が主人公か。なんかで挫折して、こうなったんかな。しょーもない」などと、主人公を見くびっておりました。
それが、、、、初めチョロチョロ、中パッパ、子ども泣いてもフタ取るなのごはん炊きの極意のごとく、どんどん、どんどん、どんでん返しが続くもんだから、目が離せなくなりました。
主人公は、高級車リンカーンの後部座席を事務所にした、ちょい悪&風来坊ふうの弁護士。顧客は、ジャンキーな暴走族、コールガールなどなど、癖ありすぎな曲者ばかり。一流弁護士とは言い難いけど、いざ裁判となると、めっぽう強い。でもって、プライベートでは、バツイチ男だけど別れた妻(検事)とそれなり仲良し、娘を大切にしてます(なぜ離婚したかは、見ていくと分かる)。
ある日、知り合いからウマい話(金持ちの依頼人で、報奨金たっぷり)が持ち込まれ、それ、のった!とばかりに、弁護を引き受ける契約をします。最初は、ラクショー!てな感じに見えたのです。
依頼人おぼっちゃまの殺人容疑を晴らすべく、あれこれ調査を始めるんですが、、
案の定というか、とんでもハップンというか、途中であれやこれや出てくるわけです。彼が信頼する調査員が殺されちゃうという事態に至って、ハッと気づく。けど、、
弁護士としての契約あるいは倫理規定が、真実の究明を許さない!!
でも彼は、それでもめげません。対抗手段を考え、対立する検事チームも(悟られないよう)利用し、家族を守ります。彼なりの職業観、正義感が、ラストで判明します。
終盤15分、いや10分でもいいかな、とにかく離席厳禁!の展開ですよ〜!!
▶︎おわりに◀︎
「 主人公が、一見ナントカだけどその実、真逆」っていうのは、日本語の文末決定性とよく似てると感じます。キャラクターの決定は、後ろの「真逆」な部分に引っ張られがち。
この映画の主人公も、「ちょい悪だけど、正義を重んじる人」です。
映画ポスターにある車のナンバープレートは、not guilty(無罪)。っていうのも、なんか意味深。
話が脇にそれますが、、。
「若いけど、年寄り」より、「年寄りだけど、若い」ってコトバの方が、その発言者が相手を高評価してる気もしますね(笑)。
でも「美人だけど、性格悪い」と「性格悪いが、美人」は、どっちが高評価してるかは、、ビミョーです。たぶん、「美人」と「性格の良し悪し」というコトバが、完璧に二項対立してるわけじゃないから、発言者の価値観によって評価が高い低いが変わってくるのかもしれませんね。
脇にそれまくりの、映画感想でした。では、また〜♪
●その他の記事はこちら