元編集者のナゾとき☆日記

ミステリー系のTVドラマ・映画・漫画の感想や生活実感コラムをつれづれなるまま書きます。

file59「せん切りキャベツ」をめぐる二題噺

時ならぬ台風が近づいているとウワサなので、洗濯もやめて、デブ性・・いや、出不精を決め込むおばちゃん60代です。今日は、日常生活の細々すぎる(笑)ネタで、失礼!

 

◆せん切りキャベツと、食品ロス◆

キャベツひと玉100円て言うのを見つけてゲット。でも正直、ひと玉はなかなか消費しづらく、一気には行きません。まず今日は「せん切りキャベツ用」の小道具?を使って4分の1を、サクサクっ。添え物あるいはサラダに。

残り4分の3は、ジップロックに入れて冷蔵庫に入れて、出番待ちへ(この後は回鍋肉にするかなあとか思いつつ)。

トンカツ屋さんで出てくるのと同様の細かーいせん切りキャベツができたので、ちょっと満足。盛り付けも、お店さん風に、ふんわり感を出しますか〜♪ 

なんて、ささやかに浮かれて、せん切りキャベツを水にさらして、盛り付けて、主婦の特権、ちょいつまみ食いしたら、、、。あれれ、うーん、ちょっと塩素くさい? 一瞬、捨てたくなったが、・・グッと堪えます。食品ロス防止には、水の協力も大切ですね。

マンションの水道水は、タンク経由のせいか、少々、クセがありすぎ。水道水は、ここ10年(東日本大震災以降)、塩素の投下量が増えている(byウォーターサーバー会社の知人が言うことにゃ、です。おそらく販売促進も兼ねている常套句だから、鵜呑みにしないように)とも聞くので、今さらですが、そーか、とも思ったりして。

家族には「ソースをいっぱいつけるように」とだけ、伝えました。てへ。

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◆せん切りキャベツに、明け暮れた日々◆

遠い遠い昔、大学生になって初めての夏休みは、中学時代の友人と一緒に、リゾートバイトの走りみたいな、住み込みバイトをしておりました。せん切りキャベツを見るたび、そのことを思い出します。

そのバイト先(雇われ先は調理師さん関係の会社)は、東京都某区の保養所で、福島県にありました。夏休みは、もっぱら中学生が宿泊旅行で使う施設です。

そこには2泊3日の予定で、次々に中学生が泊まりに来るわけです。3日目の朝に中学生を送り出すと、その日の午後3時には違う中学生が来るの繰り返し。食事のメニューも、1日目の夕食がハンバーグにキャベツのせん切り、2日目が鳥の唐揚げ(2日目はうろ覚え)とにかく、それの繰り返し(朝食や昼食のメニューは全く覚えていません。すみません)。

友人も私も、自宅通学の身で、それまでろくにご飯作りの手伝いなどもやってこなかった(と思う)のに、なぜか「三食昼寝付き、勤務時間外は外出も可能」なんて文句に踊らされて応募してしまったのでございます。

私たち2人以外は、調理師さん3人(有資格者は2人だったかもしれない)で、この人たちの手際の良さはすごかった。私達は、主に皿洗い、鍋洗い、配膳、盛り付けなどが仕事だったけど、少し慣れたところで、私は「キャベツのせん切り」補助役に。

調理師さんは、細くしなやかなせん切りキャベツを次々に生んでいくのに、私ときたら、ぶっきらぼうな、でくのぼう風のキャベツ群で・・・。それでも、何度かやっていくうちに、バイト期間の終盤にはリズムができて、トントンと切れるようになりました。

(衛生管理はしっかりしてました。手洗い、髪の毛が出ないようにかぶる白帽など)

バイト生に、どこまでやらせていいのかは、社員調理師さんの悩みどころと思います(今の基準だと、せん切りやらせるのはアウトかも?)が、まあ、今となっては時効かな?

諸々お許しください。

ついでに言うと、バイト最終日の晩に、調理師さん達とビールの飲み比べなんぞもいたしました。沖縄出身の調理師さんの飲みっぷりがすごくて、私もつい飲み過ごしました。私だけで、瓶ビール19本(小瓶じゃない)。二日酔いならぬ三日酔い・・でした。

せん切りキャベツの思い出です。

 

 

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↑本日はクリームコロッケに、せん切りキャベツを添えてみました。