ちょっとブログにご無沙汰してしまいました。連休初日、ツレが緊急入院しまして。こちらもあれやこれやと気忙しくなり、落ち着かなかった（今も）のが大きいです。 ※ツレは、新型コロナでも熱中症でもありません。
▶︎ある日突然、・・・◀︎
数日前まで、オリンピックのサッカーの試合も家族と一緒にTV観戦できたし、昼間は自転車に乗って近くに出かける意思も体力もあったのに。急に、食べなくなり、飲まなくなり、ぐったりしてしまいました。世話をするにも私1人の手には負えず、介護センターのもと看護師さんに来てもらったところ、即座に「病院に連れていってあげて！ 救急車を呼びましょう！」と。
このご時世なので、救急車を呼んでいいのかどうか、迷っていました。緊急と言えるのかどうか、不安でした。
実は、私は付き添いとして、救急車に乗ったことが5回あります。いずれも夜中〜明け方で、３回は、ツレの大量吐血（30代で2回、50代で1回）、他の2回は長男の急激な腹痛（小学生時と成人後）です。そのときは急な症状があり、痛む様子がただならなかったので、ためらいませんでした。
今回、痛む様子は見えません。が、自分の中でも「もう医師に見てもらわないとダメだ」という危険信号みたいなものが、頭の中で点滅していました。
昔、独身時代に「お子さんの全身状態が不調に見えたら、病院へ」という記事を何かで読んで、「全身状態なんて、わかるもんなんだろうか？」と疑問に思ったけれど、実際には、ほんとーによくわかりました。賑やかは子どもが突然、シーンと静かになっていたら・・・イタズラしてるか、具合悪くて静かなだけ。今回の対象は成人男子（準高齢者）でしたが、似たところがありました。
「火事ですか、救急ですか？」 １１９番に連絡をすると、真っ先にこう訊かれます。
どう具合が悪いのか、いつからその状態なのか、原因は何か、経緯はどうか。そのほか、電話した人間と具合の悪い人間の名前、関係性などを訊かれます。かかりつけの病院があるかどうかも話します（ただ詳細は「救急隊員に話してくれ」と言われました）。そして最後に、住所を知らせます。
こちらは、荷物を持って待機します。ツレの保険証、診察カード（病院）、限度額認定証（これにより医療費の自己負担額が抑えられるから、必須）、バスタオル、タオルハンカチ、靴（病人がストレッチャーで運ばれると、つい、忘れます）、不織布のマスク（横たわっているときはマスクなしですが、病院に到着した途端、マスク着用してないと叱られちゃう）、着替え一式など。私の方では、財布、スマホなどを持ちました。
まもなく、救急隊員の方が3人きてくれました。病院に連絡したところ、受け入れOKとの返事があり、無事に病院に行くことができて、ほっとしました・・・・・。
▶︎想定外は続く◀︎
救急車の車内でも、熱や脈拍などの確認はしてくれます。移動の最中も、付き添い人から既往症、持病の有無などを訊きます。
付き添い人は、救急外来の待合室でスタンバイです。その間、マスクをしてじっと待っていました。・・・午後4時くらいにきて、午後10時過ぎまで、私も留め置かれました。
結局、ツレはICU（集中治療室）に入ることになりました・・・・。
「何かあれば連絡します。ご自宅から、この病院までどれくらいかかりますか？」とも言われました。
▶︎ひとり、ぼんやり考える帰路◀︎
帰路は、地下鉄とJRを使いました。何かを突き詰めて考えるでもなく、でもいろいろ、ぼんやり考えて、危うく電車を乗り過ごすところでした。例えば・・
・集中治療室の英語の略称ICUって、有名な某大学の名称と同じなのか。ふーん、ほぅ。
・夜の電車って、空いてるかな。地下鉄の場合、同じホームにいて電車を待っていたのはたった1人（すでに午後11時近かった）。が、
・JR山手線は、そこそこ満席。その時間帯（連休の初日の土曜日だったから？）には、同じ車両の中に、親子連れもおっさんもおばちゃんもいなくて、カップル満載。あるいは同姓の2人連れ。私と同年配と思われる女性は、もう1人だけというレアもの（平均年齢を上げてるとも言う？）。深夜の電車は、昼間と全く乗客の分布が違うんですね。
渋谷駅と新宿駅の乗降がすごくて、それまたびっくり。
とにかく、ものすごい若者の出現率で、「あれ、緊急事態宣言って、どこの話？」っていう感じでした。あー、びっくり。
・今回の事態は、ツレの実家の義兄夫婦、近県に住む義姉夫婦にも知らせておくべき？ 見舞いも面会もできないけれど、報告だけはしておいたほうがいいかな。・・etc.
連休は、こうして始まって、スタンバイ状態のまま、連休が終わりました。
オリンピックの閉会式は、見ていません。開会式のセンスを見ると、あんまり期待できなさそうだったし。逆に、3年後のパリに行きたいなあ、と思いましたです。元気だったら、ルーブル美術館に行くのもいいかなあと。
