絶対に負けられない戦いが・・わが家にもあります。「なんでもためとく、とっておく」男VS「捨てたい」女の戦いです。すでに60代、JK(准高齢者)なので、「終活」じゃなくても、少しずつ身軽になる練習しておこう、と思うおばちゃんであります。
自宅には、カバーをはいだムキダシの文庫本や書き込みのあるハードカバーの本、途中ページを開きっぱなしの雑誌、CDにLP、カセットテープ、切り抜いた新聞記事などが、箱や袋に入って、あちこちに点在しています。さらに、ツレは、子どもたちの教科書、辞書(自分が大学時代に使ってた辞書までとってある)、ノート、作品や現像しそびれたフィルムや使い捨てカメラまで、「え?」と思うようなところに入れています。
収納棚の奥底とか、机の足元とか、本棚の上とか、電子ピアノの足元とか、自分のベッドサイドとか、クローゼットの下の方とか、旅行用のスーツケースの中とか、ベランダに置いたカラーボックスのなかに、箱や袋が入っているのです。
私が「音楽聴く時間も設備もないんだから、LPなんて売ったら?」と言っても、「いずれ聞くからとっておく」。
「文庫本なんて捨ててもいいんじゃないの?」と言っても、「絶版の本もあるから、まだ価値が上がるよ。サンリオ文庫とか岩波文庫の××とか」。
今日は、かろうじて「録画したカセットテープは、手をつけてよし」という話になったので、せっせせっせと、「何が入っているかわからないテープ」は全て廃棄。プラスチックのケースも廃棄。
それでも、半分くらいにしか減りません・・日暮れて、道遠し。の心境であります。
「なんで、こんなもの取っておくのかなあ?」というものも多いんだけど、これ以上はダメみたいです。ちぇっ(笑)。
あ、今気づいたこと。「捨てたくない」症候群のツレだから、こんなに正反対な嫁も捨てないのか。(私は、ちょっと、捨てたいけども????? 笑)