元編集者のナゾとき☆日記

ミステリー系のTVドラマ・映画・漫画の感想や生活実感コラムをつれづれなるまま書きます。

file40「視界良好だった」試しがない→「よく見ない」幸せもある?説

自分は、シリョクというものにエンがありません。視力に縁なし、資力の円ナシ。

今は、強度の近視に乱視、老眼という3点セットで、中近両用(×遠近両用)のメガネ生活です。小学生のときから、視界も(性格も)ぼんやりしていたと、よく言われました。

その発言主である実家母は、遠視〜白内障手術を経て、いろんなものが見えすぎ(笑)で、よくピリピリカリカリ。やや扱いづらい相手です。そんなこんなで、・・

 

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自分は逆に「よく見えてないor見ないのも、わるかない」と、最近考えるように。

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世間一般の視力に関する話とライフイベントに、自分の「黒歴史」を組み合わせます。 ↓

●小学生の視界&視力●

裸眼視力1.0未満の子どもの割合は、小学生の34.57%(「学校保健統計調査」文部科学省、2019年度速報値)。小学生3人に一人は、近視ってことですね。

…昭和の小学生:私は小5から時々メガネ使用。裸眼0.8未満。視力が落ちたので、健康優良児の候補から外れました。

●中学生の視界&視力●

裸眼視力1.0未満の子どもの比率は、中学生の57.47%(同上、2019年度の速報値)。中学生が10人いたら、6人くらい近視ってことですね。

東京都の小中学生対象の調査では、小学生77%、中学生95%が近視だったとか(「2017年、東京都内の小中学製薬1400人を対象とした調査」2019年8月発表、慶應義塾大学医学部の研究チーム)。

…昭和の中学生の例:インドアはメガネ女子生活。裸眼0.5〜0.8。クラブの所属は水泳部だけど、秋冬は陸上部やバスケ部の助っ人というスポーツ女子でした。メガネは下級生女子から「お姉さんになってください」という手紙も、もらいました。

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●高校生の視界&視力●

裸眼視力1.0未満の子どもの比率は67.64%(同上の資料)。高校生10人のうち7人くらい、近視ということに。

コンタクトレンズ使用率は高3で29.2%。全児童に対するコンタクトレンズ使用者の比率は、高校では27.5%(「コンタクトレンズ使用率」、日本眼科医会2019年発表)。

…昭和の高校生の例:高1冬、文通相手と初デートでコンタクトレンズ(ハード)に変更。裸眼0.1。矯正視力1.0。以来、毎朝、コンタクトを入れると「目が覚めたなあ」という気がしました。大風が吹くと目の中がゴロゴロして、勝手に一人で泣いていました。

 ●大学生〜20代30代の視界&視力●

特に統計資料なし。

…昭和の女子大生、OLの例:酒に酔ってコンタクトレンズをつけたまま眠ってしまい、翌朝、目が開けられず、あわてて近所の眼科に飛び込んだことがあります。以来、自宅に帰ったらメガネを使用。メガネ着用は女子度が低いみたいな偏見が、自分にありました。

その一方で、海外ブランドのサングラスがかっこいいとも思っていたので、ファッション誌の編集者時代は、刈り上げヘアに、フレームの大きい&サングラスっぽい色眼鏡(度付き)を着用して、青山あたりを闊歩してました。世の中を、色付きメガネで、ナナメに見ていた俗物でした。

 

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●結婚期の視界&視力●

女性の初婚年齢は、1991年(平成3年)まで25歳以下で、1992年に初めて26.0歳に上がっています(「出生動向基本調査」2015年)。つまり、バブルが弾けるころまで「女の年齢は、クリスマスケーキ=25(歳)過ぎたら売れ残り」と呼ばれた時代なわけです。

最近の発表によると、初婚年齢は男性31.1歳、女性29.1歳とか(「少子化社会対策白書」2018年公表、数値の元になっているのは2016年のもの)。

…昭和生まれの婦女子の例:私は、タイプではないと思ってた相手と結婚(たぶん相手も)。お互い近視だったから、メガネ外すとよく見えない相手。「めがねにかなう」かどうかは、本人の家族たちの「親族メガネ」だけかな♪

 

●出産、育児時期の視界&視力●

第一子の出産年齢は、30.7歳(「少子化社会対策白書」2018年公表、同上)。合計特殊出生率の高いのは、1位・沖縄県、2位・島根県。低いのは、1位・東京都(1.24)、2位北海道(1.29)とか。

…昭和生まれの腐女子?の例:私は30代前半で結婚、そのあと出産。第一子の妊娠で勤務先を退職せざるを得ないこともありましたが、縁あって復職。その勤務先では、第二子のための育休を取得できました。

でも「育休」を、「育児休暇」と呼ぶことには、今も強い反発を覚えます。休暇じゃないよ、休業だよ。コトバの力は強いから、気をつけましょうよ、とかね。

さて、子どもが幼いときは、毎日いっぱいいっぱいで、とても「近視眼」的な生活でした。何年も先のことが考えられなかったのは、不安の先取りをしないため。自分の心と体を守る防御反応、あるいは生活の知恵? と考えます。

 ●中高年の視界&視力●

40歳頃から、老眼を感じるという人が増えます。近くが見えない傾向が・・。

…昭和生まれの中高年の例:私は、寝転がって本を読むのが辛い、繕い物をしようとして針に糸が通しづらいことから、老眼に対する意識が始まりました。

手元を見るのがツラいのは、・・身近な家族に対する過干渉(あーしろ、こーしろ、こうしてほしい)を抑えて、ゆったりぼんやり見ろ、という天からのお達し。ではないかと、感じ始めた時期です。

 今も、ぼんやり見ながら、暮らしています(笑)。

※ぼんやり見る=あら探しをしない、という意味です。

 

●追記

中近両用というのは、初めてでした(遠近両用は、私には目が疲れて辛かった)が、オススメです。今使ってるのは、男性っぽいframe。

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↑レンズは薄く(標準仕様)、pcのブルーライト対策あり(オプション)で、Flame代込みの一万円ちょっとだったかな(2年前)。owndays都区内某店で、買いました。