▷日常生活の中で浮かぶ、由なきことを
サ行のキイワードに寄せて、綴ります◁
「サ」クラ &「サ」イテー!
今日は、家事ではない日常について、ぼやきます。
東京は、開花宣言が出ましたね。平年より12日も早いとか。
緊急事態宣言の解除も直近で、
うれしいやら、ちょっと怖いやらですが、
まずは「桜」が「咲いてー」は、
キレイでめでたい(愛でたい)。
でも、正直言って、すみません。私は春が苦手です。
日差しも眩しいが、他の人がキラキラしてて眩しい。
人と会わずに、じっとうずくまっていたい。
どうも、春にイイコト起きたことがないように思います。
*
小学生のころ、3学期の終わりに
足の指を複雑骨折して、自宅に籠ることになり、
新学期に出遅れた。
クラス替えがあったので、すでに
女の子同士は仲良しグループが決まっていて、
私が入る隙もなかった。
中学生の時、卒業間際に、
こっぴどく振られたこともある。
大勢の目の前で「好きじゃない」といわれ、
凹んだ。
高校時代、親の協議離婚で家裁に行き、
証人席に立って「私の親権者は・・」と
言わされたこともあった。それも春先。
さらに、18歳の春。
大学受験の結果を、在籍校の進路担当に伝えに行った。
「第一志望と第二志望に落ちたので、第三志望に行きます」
って報告したら、その教師が
「そーか。やっぱりなー。第一志望は落ちたかー」と。
ガハハって、大声で笑ってくれたよ。
「行くとこあって、桜咲いて、よかったじゃないか」とも。
その態度、「サイテー(最低)!」と思った。
数年前の春。
母の病気が判明して、手術を受けた(回復はした)。
*
門出の春は、苦い思い出が多いです。
真偽のほどは知りませんが、
誕生月と真逆な季節は、運気も弱まるという説もあります。
秋生まれの私は、春が苦手の
バイオリズムなのかもしれません。
「春うつ」とは違う、ということにします。
言葉は、自分で自分を縛ってしまうから。
言葉が、新しい現実を呼び寄せてしまうかもしれないし。
▷本日の知見◁
桜咲いても 最低は ある