元編集者のナゾとき☆日記

ミステリー系のTVドラマ・映画・漫画の感想や生活実感コラムをつれづれなるまま書きます。

file57「双黄卵」に出合って、考えた♪

オムレツでも作ろうかと思い、卵を割ってみたら・・。2つ目で、双子の卵に出合いました。人生初めての経験に、思わず「うほほっ」と言ったおばちゃん60代です。

これは「双黄卵」と言うそうです。

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▶︎縁起が悪い?説◀︎

双子の卵が縁起が悪い、というのは、昔、「双子」が跡目相続の際に争いのもととされたためらしいです(双子の卵が縁起悪い、わけじゃないってことかな)。

連想したのが、漫画「鬼滅の刃」に登場する、兄・厳勝(みちかつ)=のちに鬼となった「黒死牟」と弟・「縁壱(よりいち)」。この2人は、宿命の兄弟です。

生まれてすぐ、後継者として大事に育てられたハズの兄は、いずれ家から排除されるハズの弟の才能に気づき、密かに嫉妬し、羨望し、大いなる劣等感に苛まれていました。なんとしても弟より強くなりたいと望む気持ちを持っていたところに、鬼のボスである鬼舞辻無惨(きぶつじ・むざん)に誘われ、鬼となってしまいます。

一方、縁壱は心安らぐ相手と出会うも鬼によって奪われ、鬼狩りとなって残る生涯を鬼と対峙します。その人生の中で、炭焼きの住吉(主人公の炭治郎の祖先)に出会い、その家族によって、ひとときの幸せに涙したりしています。

鬼滅の刃」のエピソードの始まりと終わりを、この双子が担っていたわけです。

 

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↑「鬼滅の刃」全23巻のうち、縁壱が表紙絵の20巻。集英社ジャンプコミックスより

 

▶︎縁起がいい?説◀︎

現実生活の中で、そもそも双子卵はレアです。通常の卵(一卵)が圧倒的に多いわけです。卵は、養鶏場から出荷され、スーパーに届き、消費者の手元にくるまでに、何度も検査を受けています。その間に、双黄卵は排除される確率が高いそうです。

双黄卵が見つかった場合は、卵液として、別の消費ルートに乗るらしいです。

途中の検査を素通りして消費者のもとに届くのは、これまた超レアだそうです。

 

スピリチュアルなことを信じる人の場合は、「双黄卵との出会いは、近々、ソウルツインを味わう予感」みたいなものだそうです。例えば、双子を妊娠するとか、自分の人生の中で「魂の双子」のような存在に出会うとか。何かしらの運命の転機を迎える、・・とも言うようです。

そう聞くだけで、ちょっとだけ、閉塞感のある毎日に一筋の光が……♪

 

ちなみに、この卵を使って作ったチーズ入りオムレツ、デミグラスソースをかけて食べましたが、フツー(以上)に美味しかったことであります。黄身が大きかったから、色味も鮮やかだったような(写真撮りそびれましたー)。

卵だけに、気分はランラン♪

人間は、食事として、よそのイノチをいただく罪深き存在ですが、今回の卵もまた、精一杯、堪能させていただきました。

皆様にも、楽しき出合い(出会い)がありますように。祈念しております。

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