元編集者のナゾとき☆日記

ミステリー系のTVドラマ・映画・漫画の感想や生活実感コラムをつれづれなるまま書きます。

病人食づくりは、ツライよ

最近、連れ合いが、消化器系の、ちょっと難しい病気になりました。国民の2人に1人はかかるって類の病気ですが、入退院を繰り返しています。自宅でも食事量は減り、担当医からはちょこちょこ食べが推奨されています。

この「消化器系のビョーキ1人のためのごはん&おかず作り」と、健常な3人分の献立を考えて作るという、新手のワーク・ライフ・バランス。私には、ハードル高いです。

 

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▶︎ダブルスタンダードな食生活◀︎

連れ合いは、病人に食べやすいモノと食べにくいモノという基軸(私でも納得できる価値観)に加えて、好き嫌いという基軸(食癖というか、私には時々理解できない価値観)を、ダブルで、食生活にブチこんできます。

白米ごはんは、通常に炊いたモノだと「キツイ」と本人が言います。ゆえに、小さな土鍋に少量のコメを入れ、軟飯の状態になるまで煮る?ことにしました。おかゆだと、少し物足りなさそうです(病院食は、おかゆらしいけど)。

うどん、そばも好んで食べています。そばは消化よくなさそうですが、「喉ごしがよい」が大事とか。短く切ろうか?と訊いたら「いらん(世話だ)」と睨まれました。それで見守るだけにしました。

トッピングは、先日買ってきた加工品、すり下ろしたとろろをチューブに入れたものが、気に入ったようです。

 

▶︎タンパク質は、淡白に♪◀︎

肉じゃがは、肉を合挽き肉に変えて、団子状にしたもの(+じゃがいも、にんじん、グリンピース)をだしたら、グリンピース以外、okとのこと。

タンパク質の摂取は、豆腐と挽き肉がメイン。缶詰にもハマって「さばの味噌煮」「さばの水煮」「サケ缶」などに次々挑戦し、防災食として完備しておいたものは、ほぼ食べ尽くされました。ま、いいけどね。

連れ合いが夕食当番やってた頃は「ニュー・コンビーフ」を家族に食べさせようとしたけれど、今では自分のためによく「コンビーフ」を買ってきます(早朝、散歩を兼ねてコンビニなどに行く)。ジコチュー年、と喉まで出かかりますが、気難しくなった相手と口喧嘩するのもいやで、黙っています。

牛肉、豚肉は食べません。鶏肉を煮込んだモノなら、食べます。塊でも、ほぐして食べています。これは、消化によいと医者に言われているからでしょうか。

野菜は、葉っぱ系がすべてダメです。喉ごしが悪いというので、野菜ジュースばかり飲んでいます。

デザートは、プリンかゼリーです。「ゼリーなんて栄養ないだろ」と言うので、「材料のゼラチンは動物性タンパク質だけど」と答えたら、好んで食べるようになりました。

案外、単純なのかもしれません。

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でもね、食事が、食餌になってます。

確かに、人間は食べたもんでできているって言うけれど、食べ物がエサ化するのは、なんとも味気ないです。エサもらいに起きてくる、感じって、、。

コロナ禍で、ただでさえ、食事中の会話が減っていて、病人の連れ合いと他の家族の食事時間はズレ気味で、会話がほとんどありません。

 

没コミュニケーションのトンネルに入っております。

 

男もツラいでしょうが、女もツラい。

特に、家族の病気介護は、効果わからず、評価なく、対価もない。

 

相手が健康なら、こちらが憎まれ口をきいても、相手はタフに切り返してくるから、安心して言える。けど、今は、相手がそういう状態じゃないので・・・

家庭が忖度だらけになったような??

 

●関連する記事はこちら

 

oshi-mystery.hatenablog.com

 

 

*カテゴリのタイトルを変えました。

「老婆は一日にしてならず」JKビボー録 です。

・JKは、準高齢者の略です。ほぼそれに近くなりました。女子高生でないのは残念です。

・ビボーとは、美貌か備忘か、貧乏か。今後の課題です。