元編集者のナゾとき☆日記

ミステリー系のTVドラマ・映画・漫画の感想や生活実感コラムをつれづれなるまま書きます。

file 23.コバエを誘惑し、抹消してくれる「助っ人」グッズを探してみた。

▶︎missionスタート◀︎

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数日前から、コバエが飛んでいて、うっとうしい。出没する箇所は、どうやらキッチンの蓋つきゴミ箱(4つの箱に区分して入れている)が怪しいのだが、そこにスプレーしても、なんかいたちごっこ。ゴミ箱を抜けて、きゃつらは新天地のキッチンはおろか、食事用のテーブルにも進出してくる。

食べ物を1分たりとも剥き出しで置いておけない。キッチンの流しの排水口や生ゴミ入れる蓋つきのペールなら、噴霧するタイプでも良いが、調理中などは困るので「置くタイプ」のコバエ取り商品を、いくつか買って置いてみた。

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↑左から順に、コバエ超撃取れキューブ(フマキラー)、コバエでホイホイ(アース製薬)、コバエがポットン(キンチョー)。それぞれ価格は1個500円近く、そこそこイイお値段だ。

▶︎コバエも、「違いがわかる」ヤツらしい◀︎

3種とも「コバエのうち、ショウジョウバエやノミバエには有効」らしいが、それ以外(浴槽、洗面台で発生するチョウバエ、観葉植物付近などで発生するチョウバエなどの種類には、誘引されない(されにくい)」と、パッケージに説明されていた。これはちょっとメーカーの言い訳あるいは免罪符っぽいが、まあ、ハエにも「なわばり」というものがあるのだろう。ハエ同士は、『仁義なき戦い』はしないようだ。

コバエ取りのうち、「置くタイプ」は、捕獲しやすいハエとそうでないハエが在るようだが、「スプレータイプ」には、そういう区分がない万能型に見受ける。

前者は、有効成分(殺虫剤など)に誘引成分(酢、酒、アミノ酸調味料)を加えたコバエのエサ仕様になっているのに対して、後者はコバエに積極的に吹き付けるから蠱惑する必要がないのだろう。

 

また、上記3種の「コバエを誘引するもの」の形状やニオイは、それぞれ異なっていた。ニオイは右端の「コバエがポットン」がいちばんキョーレツで、調理中にこのニオイを嗅いでいると、ものすごく気になった。左端の「コバエ超激とれキューブ」は、ニオイも、コバエの墓場となるシートの形状も、右端と似ているが、ニオイはそれほどキョーレツではない。中央の「コバエでホイホイ」は、ニオイは全くしない。

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↑蓋を開けて中身を見たところ、コバエの終着点となる「シート」の形状はいろいろだった。左端と右端は似ていて、スポンジっぽいシート状であり、中央のみ小さい立方体ゼリー状だ。

3つの位置は、それぞれ変えた。平等にするため、2日間くらいで、場所を移動させた。実は、最初から3つだったわけではなく、「これならもうちょっとイケるか(役に立つか)」と思った時点で、買い増してきた。置く位置は、2日間くらいで交換した。

 

・使用開始が早かった、右端の「コバエがポットン」は、スタート数日ですでに30匹(羽?)以上が誘引され、コバエが多く没している。コバエが誘引されやすく、脱出しづらい仕掛けということなのか。容器の形状は確かに、脱出が難しそう。直線ではなく、曲線を使ったところが目立つ。 

例えるなら、被害者コバエは、浮気のつもりがどっぷりハマって身を滅ぼした・・かな。

 

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・その次に使用開始した、中央の「コバエがホイホイ」は、このゼリー状の中に埋もれたコバエはたった1匹(羽?)しかいない。だが、不思議と、この容器の外側に、コバエが何匹も(一桁の数ではあるが)死んでいる。

ホイホイのゼリーに誘惑されて、容器のドーム内に入ったものの、すんなり脱出できて、さて帰ろーかなーと思った途端に、クラクラしてしまったのか。このシステムは、あの「ゴキブリホイホイ」の場合と似ているようにも思う。つまり、甘い罠(誘引材料)から抜け出せたが、すでに身体にはホイホイの毒が回っていた・・・と。

例えるなら、チャラいコバエが、怪しい香りに誘われて「危険な情事(昔の映画のタイトルです)」に溺れそうになって危うく脱したが、結局は「ヴェニスに死す(こちらも昔の映画タイトル)」てな状態…とかね。

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・最後に使用開始した、左端の「コバエ超激取れキューブ(商品名が長いねー)」は、まだ2−3匹(羽?)くらいしか、効果を上げていない。商品パッケージには、「コバエが好む緑と黒のツートーン」で「色彩トラップ」と書かれているが、果たしてコバエが寒色系を好きかどうかは、ちょっと怪しい。

 

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▶︎色に出にけり、コバエの恋は◀︎

試しに、「色はあるけど、ニオイのしない食材(オレンジ代表=麻婆豆腐の素、ミドリ色の代表=ビニールに包まれたきゅうり)」を調理台に置いて、無人の状態にしてみた。すると・・・たくさんのコバエが、オレンジ色のものの上空を旋回し、ミドリ色の方には寄っていかなかった。

 

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▶︎最後に◀︎

ネットでこれらの商品の口コミを探ると、発見があった。わが家では、「コバエがポットン」のコバエ捕獲量が最も多いが、よそのご家庭では必ずしもそういう評価になっていない。ただ、ニオイの強烈度については、「コバエでポットン」が、この3種の中ではいちばんかもしれない。コメントする人たちの多くがニオイについて触れていたくらいだから。

捕獲の状況については、もしかすると、その場所に発生するハエの種類だけでなく、ハエの好みや習性が違うのかもしれない。

 

なお。うちの二室(キッチンとリビングダイニング)を徘徊するハエは、目の赤いショウジョウバエではなく、全身が黒褐色のノミバエと分かった。動きが俊敏と(商品パッケージには書いて)あるが、見慣れてくると、そうでもないときがある。

実は、上記3種のコバエ取り商品だけでは追い付かず、やむなく自分でコバエに死の鉄拳をくらわせたおかげで、ハエの種類を特定できたのだ。

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また、うちに居たコバエは、ターゲット(食材)の上空を旋回飛翔するだけでなく、時折、平地(調理台や食事用テーブル)を早足で歩くような偵察癖?があるため、そのときをねらって叩けば、容易に抹殺することができた。

ただ・・・やってみると、なんだか、自分が「進撃の巨人 女型」になったようなキモチになった。(−_−;)

 

あんまり楽しげな写真じゃなくて、すみません!

でも、どなたかの役に立ったら、嬉しいです!

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5月24日現在のコバエ取り成績表

・コバエがポットン★★★    但しニオイが強烈なので用心。調理中ならマスク着用を。

 

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・コバエでホイホイ★☆☆    誘引するパワーが物足りない感じ。ニオイは少ない。

 

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・コバエが超激取れキューブ★☆☆ 上記2商品の中間の能力。少し形が大き過ぎる感じ。

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