「おせち」って、お母さんが三ヶ日くらい家事を休めるために在る、と思ってました。それだけなら、もっと品目数は少なくてもいいはずだ、縁起物っぽく作るのは正月を言祝ぐ（ことほぐ）ためなのかな、と考えていました。
実は、「おせち」は歳神様にお供えする料理であり、それを同時にニンゲンも食べられる保存食ってことらしいです。６０歳すぎて、初めて知りましたー。恥ずかしー。けど、生きてりゃ学ぶことはいっぱいあるのだな、とポジティブに考えることにします。今なら、オメデタイ脳でも、許されるかな？？
不要不急な外出を避けて、おうち時間を楽しんでいたら、不要不急な脂肪だけが増えていきますね。
さて、我が家はすでに、お雑煮とおせちをクリアし（残り物はほぼ、私の腹の中）、日常食に、まっしぐら。
「おせち」もいいけど、カレーもね♪ なーんて、昔懐かしCMにもあります（これを知っている人は、ご同輩かしら？？）ように、あったかくて、味のはっきりした料理が食べたくなるものでございます。
うちは、カレーではなく、シチューにしてみました。
野菜の煮しめで余ったレンコンも突っ込んで、「食感の違うものを加えたよ」と家族に伝え、つけた料理名は「アナーキー・ビーフシチュー」。
理由は、レンコンが穴開きだから♪
クスリと笑えたら、それも生活の「薬」だと信じつつ。
追記
ツレが亡くなって、困ったのは、日本酒やワインを一緒に飲む相手がいなくなってしまったこと。息子娘は成人しているけど、その種の付き合いが悪い。コミュニケーションならぬノミュニケーションなんて、好きではないらしい。自分の学生時代の友人たちとは、酒盛りするようですがね。まあ、年長者と一緒に酒飲んでも、面白くないか。
タメなごはんは好きでも、年長者とはダメってことらしいです。
