「遅れてやってきた家事見習い」おばちゃん60代です。目下、プーのため、毎日、あわわ、あわわと家事作業をしています。
梅雨どきは、洗剤の選択にも悩みます。加齢臭も気になります。洗剤の「部屋干し」とか、柔軟剤の「消臭効果」というコトバに惹かれますが、香りが強いor長持ちするものは使えません。
ワケは、長男が香料に弱いためです。彼は昔から香水のニオイにも弱いので、例えば、エレベーターに香水ぷんぷんのマダムが同乗すると、途端にくしゃみが止まりません。たまに、駅近のデパート1階（化粧品売り場が多い）を通り抜けて「近道しよう」と誘っても、キョヒります。たぶん一生、女の子のお買い物には付き合えません。それで、香りが強め長持ちが売りの洗剤・柔軟剤は、わが家では忌避であります。
▶︎細かい文字の表示ほど、ホントは要注意◀︎
わが家は、洗濯時、液体洗剤（正式には「洗濯用合成洗剤」）と「柔軟剤」の組み合わせです。が、洗剤容器の裏を見たり（お店でジロジロ見てるわけにいかず、うちで熟読）、お店での並べ方を見たりしているうちに、いくつかソボクな疑問を抱くように。
Q1・洗濯物（干した後）の香りは、洗剤ではなく、柔軟剤のものがつくのか？
Q2・液性が「中性」と「弱アルカリ性」があったり、成分の中に「蛍光増白剤」が入っているものとそうでないものがあるのは、なぜ？
Q3・容器入りのものと、詰め替え用のものを比べてみたら、中には容器入りの方が安い商品があった。詰め替え用の方が安いだろうと思うのに、なぜ？
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あれこれググったリ、うちでも3種の洗剤を代わる代わる使って試したところ、
A1・洗濯物の香りは、柔軟剤の香りが主に付くようです。ただ、洗剤との相性もあるかなと思い、うちで2週間くらい、3種の洗剤を交替で使う＋1種の柔軟剤で試しました。香りが強く出る組み合わせが、ありました（※あくまでも個人的な見解です）。
花王さんの洗剤三商品「attack zero」「new beads」「attack 3x」と、同じく花王さんの柔軟剤「ハミング消臭実感」で、組み合わせを変えてやってみたところ（期間は2週間くらい）、「attack zero」（写真左端）と「消臭実感」の組み合わせが、洗濯物の香りがシャープになった感じがします。逆に、最もマイルド（あんまり臭わない）になったのは、NEW beads（写真中央）との組み合わせでした。
A2・液性については、弱アルカリ性の方が中性より洗浄力が高く、皮脂汚れやタンパク質汚れの選択に向いているとか。洋服への負担も中性の方が少ないそうです。
蛍光増白剤は、添加物の一種。シンプルに言うなら「白っぽく仕上がる感じを強める」効果があるもの。赤ちゃんや皮膚の弱い人は、蛍光増白剤なしの方が、刺激が少ないそうです。確かに、嗅覚過敏な家族には蛍光増白剤なしの洗剤（NEW beads、attack zeroなど）の方が良いかもですが、ほかの家族の洗濯物に関しては、仕上がりが少し物足りないような気もしました。特にNEW beadsは仕上がりの香りがマイルドすぎるような､､､（※個人の見解です）。この辺はもう個人の好みです。
A3・価格に関しては、推測しかありません。→ 洗剤などの消耗品は、ときどき、消費者がブランドチェンジしたくなるときがあります。香りに飽きたとか、梅雨時で洗濯に困っているからいつものと違うものを使ってみようかな、とか思うわけです。そこに、新製品orその店舗が販売促進に力を入れている商品があったら・・
容器入りのものを、詰め替え用よりも安くして手に取りやすい高さの棚に入れて、目立つようにして売ってしまう、と。新しいお客さんの囲い込みをねらうわけですね。
商品の置いてある棚の位置で、そのお店が力入れてる商品は分かりますよ。
▶︎結局、加齢臭はどうなるのか◀︎
洗濯物が乾いて、香りを嗅ぐと「ささやかな幸せじゃー」と思ったりするのは、たぶん、加齢臭について敏感なお年頃（笑）だから、です。
数年前のこと。当時はバリバリ編集者やってました。その勤務先近くのお店で、1人ランチをしていると、近くの席で喋る30ー40代の男性3人組がいました。そのうち一番大きな声の男性が「オレ、最近、かれい臭がきついって、奥さんに言われちゃってさ。洗濯しても、取れないらしいんだよ。どう、俺、臭う？」と訊いています。向かい側に座った２人は、ちょっと顔を見合わせた後、「え、わかんないっすよ」「まだ早いよー、加齢臭なんてさー」と、口々に答えました。すると・・
「あ、違うよ違うよ。ほら、俺って、この近所に住んでるだろ。で、この辺はカレーのお店が多いからさ。洗濯物に、カレー臭が付くって、奥さんが嘆いてんの」だって。
洗濯物の仕上がりは、最後まで、気が抜けませんことです。
