▷日常生活の中で浮かぶ、由なきことを、
サ行のキイワードに言寄せて綴ります◁
「サ」裁縫 苦 009
(=裁縫の苦労、なんも無いん?)
ミシン、持ってません。
小中高と、家庭科の実技は不得手でした。
それでも、今は必要に迫られて、
手縫いで、繕い物をします。
裁縫道具はとりあえず
容れ物(正式な裁縫箱は高い)を
プラスチック製の三段の道具箱に決め、
針と糸とハサミとその他、各種入れ込んで
家族からの依頼を待ちました。
主な繕いメニューは、
ズボンの裾上げ、ボタンの取り付け、
パジャマのウエストゴム交換、 ←意外と多い
ウエストのホックの付け替え(補充)、
各種かぎ裂きの修正、
靴下やセーターの穴ふさぎ……等です。
ダーニングという技術にも挑戦したくなり、
たまに悪ノリして「セーターに、穴あけー」なんて
アナーキーな望みを抱いたりします。
時折り、慣れぬ運針で指をチクンとさせますが、
「名誉の負傷」と考えますです。
そうしているうちに、発見しました。
以下、「さっと見、発見伝」です(個人的な感想です)。
●一般的なカジュアルブランドものの
縫製(生産地)は、中国やベトナムが多いです。
●そのブランドの出身国(生産地と違う)
によっても、縫い方の方針が違うようです。
と言うのは、、、
以前、ある洋服ブランド広報さんに聞いたことがあります。
「うちはカジュアルウエアのブランドなので、
愛用してくれる方は頻繁に着て頻繁に洗濯します。
うちの国では、洗濯から乾燥までオール
機械任せの人が多いから、縫製がほつれないよう
頑丈に縫うことを心がけてる」と。
だから、
そのがっつり縫い目がほつれる頃は、
度重なる洗濯に耐えた結果で、生地も痛んでる、と。
洋服が「もう、安らかにリタイヤきぼんぬ」なので、
繕うのは不要。
買い替えてねって感じでした。
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でも、新しい服なんて、プーは買いづらい。
サイズ変わらなければ、なんとかなるかな。
繕い物生活は、まだ続きそうです。
▷本日の知見◁
繕っても 体型補正は できないね